Fucking My Life ! 四十にして惑う

四十のおっさんに降りかかる災難のあれこれ

東急リバブルはやめておけ![1]

当ブログは、40歳にふりかかる災難と銘打っていますが、今回は忘れることのできない、30歳の頃ふりかかった災難について書きたいと思います。

 30代は結婚や子育ての関係から、住まいについて大きな選択や決断をする人が多いことと思います。買うか借りるか、買うならマンションか戸建か、購入するならどの販売会社から、どの建築会社の物件にするか…。当時29歳であった私も同様で、婚約者とともにいくつかの物件を見て回りました。

 本命は中野区に建ったばかりの新築分譲マンションでしたが、住宅ローン審査落ちの場合も考えて、そのすぐ近くに中古マンションとして売り出されていた物件も見に行くことにしました。ついさっき新築マンションを見た後だということもありテンションは上がりませんでしたが、仲介業者がかの有名な東急リバブルであったので、見ておいて損はないだろうと。

 現地にて築15年の建物と対面。賃貸マンションであったという。外観は素人目には相応といったところ(綺麗とは決して言えないが汚いとも言えない)だったが、それよりも建物自体が賃貸仕様であるため、躯体に対する安心感が分譲仕様とは比較にならないほど劣る。内装リフォームはこれからで、前入居者の生活感が漂ったまま。良い点は低層3階建であるとか、最上階であるとか、陽当りが良いとか、部屋が広いとか、角部屋であるとかの副次的なことでした。それらは良い建物がまずあって、の話だからです。これだけではさすがに購買の動機にはなりません。新築分譲マンションに比べてよほど安いということでもない限り、当方の食指は動かない。

 踵を返そうとしたその時でした。建物前に並んだ平置き駐車場が目に入りました。私はよく車を使っていましたので、出し入れが容易な平置きはとても魅力的でした。中野区は都心ほどではないにしろ駐車場代が高く、集合住宅では多くが立体駐車場です。さっき見た新築マンションも同様で、月額2万円以上の駐車場使用料がかかります。であれば、この中古マンションの平置き駐車場はいくらなんだろう?

   「この駐車場は月額いくらですか?」 と、私は仲介業者に尋ねました。-そしてこの質問こそがすべての悲劇の始まりだった!

 

 当時、東急リバブル練馬営業所の営業(現在は本社広報部に所属か)であった岸哲也は、とてもにこやかに「月額料金は2万◯千円ですが駐車場の分譲も可能ですよ」と言いながらクリヤーファイルを取り出し、空いている3つの区分から好きなところを選べると言いました。価格は…180万円だという。「ちょ待てよ、えっ!?!? 180万円って安くない!?!?」(東急リバブルはやめておけ![2] へつづく)

 

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