Fucking My Life ! 四十にして惑う

四十のおっさんに降りかかる災難のあれこれ

最も簡単にラクに早く痩せる方法はただ1つ。

それは「走る」こと。走ると全身を使うから。全身の筋肉を使い、全身を血液が駆け巡る。だから走り終われば不思議なくらい全身から汗が吹き出す。これほど簡単で楽しくカロリー消費に効率の良い運動は他にない。私は週3~4日程度、1日あたり20分程度を走るだけだ。しかもその20分のうち、5分程度は途中にある公園のベンチに寝っ転がって中休みをしている。(身体が太目のうちは本当に休み休みでよい。どんなにゆっくりでもいい。べつに心肺機能を鍛えているわけではないからだ。それでもいつの間にか長く走れるようになってくる。)ちょっと苦しいのは走り始めの2,3分や急な坂道くらいであって、そんなポイントでスマホに入れてあるRocky4のサントラなど元気が出そうな曲がかかるようにしておけばいい。この数分の苦痛さえ乗り越えれば、エンドルフィンによって気分は高揚、走り終われば疲れを感じるどころかむしろ溜まっていた疲れが取れるくらいにさえ感じる。間食や夜食程度では絶対にチャラにはならない。走るダイエットを食事制限や糖質制限などで置き換えたら、いったいどれだけの我慢やストレスが待ち受けているか、私にはそれこそ無理だ。ビクビクしながらの味気ない食事など冗談ではない。ただやつれた感じに痩せるのか、尻や脚に筋肉が付いて基礎代謝も上がり引き締まって痩せるか、美容効果にも天地の差がある。

しかも走り抜いた時、人は自信に満ちている。めんどくさくても、眠くても、暑くても、寒くても、苦しくても、走り終えた自分に小さな誇りを感じて精神的に満たされると、ダラダラとむやみに何かを食べようとしなくなる。いや、そういうこともある。私は今、夜中の3時にカレーライスを食べて寝ようとしている。それでも走る効果はあまりに高く、十二分にお釣りがくるのだ。

f:id:ctrl-z:20170522032502p:plain

45歳の私が長年の実体験から保証する。おっさんの価値というのは、多くの経験を語れることにある。それがなければ歳を取ることに意味などなくなってしまう。ということで、今後当ブログでは私の人生の失敗談を順次列挙させてもらう。私のつまらない筋肉やダイエットの自慢をするためのブログではない。こんなブログにたまたまたどり着いた若い人に、最低限の不幸だけは回避してもらいたいと願うからだ。それがかなえば、私の人生の大失敗にもそれを公開することで人の役に立つという意義が生まれる。win-winの関係が読者と築けるなら本望だ。

追記-以前にも書いたが、私の場合、走るダイエットを成功させる秘訣は「走りたくなるランニングコース」を見つけることにあった。引越先にはそういう場所を選んだほどだ。以前、狭い曲がりくねった路地(中野区沼袋)の奥に住んでいて、道路は細く、起伏がなく平坦で、たどり着いた公園の退屈なトラックを周回するしかなかった時は、なかなか長続きしなかった。読者にランニングを検討している方がいれば、まずはコースの選定を重視していただきたいと思う。車の往来が多く、排ガスを吸ってしまうようなコースは論外だ。

また、頚椎症性神経根症の完治宣言後のぶり返しはない。首を左右や前後に曲げる時の恐怖心はあるが。