頚椎症性神経根症~完治宣言!
先週末の違和感を最後に、痛みやシビレを忘れて5日目となった。それを裏付けるように...なんて言ったらよいのだろうか。これまでは出せる力をなんとか出すという感じであったが、今は力をグイッと入れることができるのだ。シビレている限りはどんなに腕に力を込めようと頑張っても、秘孔縛をかけられたケンシロウのようであった。
これこそまさに3ヶ月ぶりの感覚で私は飛び上がらんばかりに喜んだ。もしかすると、こういう日はもう戻って来ないのかもしれないと何度も思ったからだ。当ブログに最初に投稿した写真は細マッチョといえば聞こえはいいが、大胸筋にしろ上腕二頭筋にしろやはり物足りない。力を半分しか出せない以上、筋肉も発達させることはできなかった。だが、今はもう腕を自在に動かし、力を入れることができるのだ。 私はこの日のために、動かせる筋肉だけでもとトレーニングを続けていた。園内には子連れの若奥様がいた。犬連れのお姉さんもだ。そして、本来であれば20回でも30回でもできるのに、3回ほどでダラ~ンとぶら下がってしまう情けない懸垂を見られる(見ていないとは思うがそこはあえて見ていると思う)のは屈辱だった。
↑これは、そんな屈辱に耐えさせてくれたシーン。筋トレの極意はいかにヒーローになりきるかだと思う。笑われるかもしれないが、私はいつも大真面目。
ダンベルを持ち上げると、左腕に対してわずかに右腕が遅れる感じもする。だがこれは、3ヶ月もの間、ろくに働かなかった神経や失われた筋繊維の修復の問題であろうと思う。上記の力こぶは一昨日職場から帰宅直後のもので特別にパンプアップしたものではない。神経が圧迫されずにきちんと通っている感じが傍目にも見て取れないだろうか?
以上の結果をもって、頚椎症性神経根症の完治をここに宣言させていただきたい。本当は、ぶり返しなどによりもう少し闘病生活が続くものと思っていた。闘病の経緯を詳細に書いていこうと思った矢先に治ってしまった。ところで、3ヶ月間での完治が早い方であるとするならば、頚椎カラーをしたり安静にしていることと真逆のスタンスでこの病気に臨むことも一考の価値があるのではないかと思う次第だ。私は、結果として首の筋力を弱体化させてしまうようなことが、早期回復につながるとは到底思えなかった。筋トレをして痛むようならもちろん控えるべきだろうが、私の場合は、痛むのは「何もしていなくても(急性期)」「座った状態で頬杖をついたりハンドルを握る時」であって、筋トレをして痛むわけではなかったからだ(あくまで力が入らないだけ)。判で押したような医師(専門家)からのアドバイスが事なかれ主義によるもので、却って患者の回復を遅らせたり悪化させるものとならないよう祈りたい。
頚椎症性神経根症は完治までどれくらいかかるのか? 私の場合は3ヶ月だった!