Fucking My Life ! 四十にして惑う

四十のおっさんに降りかかる災難のあれこれ

世の中から詐欺がなくならない理由。

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それは①良心のない人たちが25人に1人いて、②そのような詐欺師を警察官が捕まえてくれず-正確には警察官を指揮する検察官が詐欺師を”逃がす”(面倒な捜査と刑事裁判を避けたいという両者の利害が一致)、③さらには法律(悪徳弁護士)によって詐欺師の安全と”稼業”の継続が保障されるからだ。私は、1,000万円超(だが、2件合わせて。←ここも私にとってはマイナスに働いた)の詐欺被害に遭ったことがある。事件発生から7年の時効までの間、警視庁→地元の警察署→東京地方検察庁に通い続けたが、時効まで数日を残して詐欺師は「不起訴処分」となり、私はその理由について「嫌疑不十分」とだけ書かれた封書を受け取り、万事休すと相成った。詐欺師や関係者の事情聴取の内容を私のような被害者が閲覧することはできない。「ウソやダマシの証拠(書類、メール、録音、証言者等)は山ほどあるのにこれのどこが嫌疑不十分なのか!」と食い下がろうと「嫌疑不十分は嫌疑不十分」と検察官が言えば、私のような被害者は諦めるほかないのだ。刑事裁判という、戦いの場に出ることすらかなわず終戦なのである。

お金を騙し取られた私は馬鹿であるが、時効まで犯人逮捕のために精一杯食い下がったことで得られた教訓や真実がある。①~③について、具体的にどうであったかをこれから書いていきたいと思っている。私がしつこく必死だったので、根負けして本音を吐露した警察官や検察事務官の発言には是非とも注目されたい。矢尽き刀折れ、ボロボロになって門を叩いた検察審査会はもっとひどかった。アポを取った担当者が突然居留守を使う、代わりに出て来た職員は名刺すら出さない、奥の方からやって来た責任者らしき人物は名乗ることも事情を一切確かめることもなく、私をまるで野良犬を追い払うようにシッシッ!とやったのだ。近づいてくるなりいきなりだ。一言も発することなく。私もその人物もまったくの初対面。この時の、絶句必至の映像が残してある。民間で、いったいどれだけの営業マンやカスタマセンターのスタッフが、たった1つの商品やサービスや出来事のために誠心誠意対応し神経をすり減らしているだろうか。犯罪被害者の最後の拠り所でもある検察審査会は、職員の居留守や非礼に対して正当な不満を述べた来訪者を、ただシッシとやるだけでよいのだ。あとは屈強な部下がどこからともなく現れて施設管理権を持ち出し、私は本題にも入れず建物から追い出された。

また私は、この事件よりはるか前の幼年・少年、青年時代に、親がハマったカルト宗教によって ”人生そのもの” を騙し取られている。絶対に捕まることのない最高レベルの詐欺、完成された詐欺、それは ”宗教”(カルト宗教) だと思っている。悲しいことにこれについても私には一家言ある。あっ、それにまだあった...不動産(中古マンション)購入についても東急リバブルというところにやられましたな。大手だと思って安心してはいけません。大手だから騙せるのです。

少しずつだが書いていこうと思う。警察も司法も、実態は読者が思っているものとかけ離れたものだ。だから世の中から詐欺はなくならないのだ。読者は私のブログを読んでも決して幸せにはなれないと思うが、大きな不幸を回避することはできるはずである。私の人生には本当に大きな失敗が多いのだ。私の人生はもう、詰んでいる!

良心をもたない人たち (草思社文庫)

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