Fucking My Life ! 四十にして惑う

四十のおっさんに降りかかる災難のあれこれ

頚椎症性神経根症~発症前夜

「これが歳を取るということなのか」と初めて唸ったのは、40代になってメタボと化していた初期の頃、手を上げようとすれば四十肩に、歩こうとすれば膝蓋骨不安定症のような症状に悩まされた時である。「ような」と書いたのは診断を受けたわけではないし重症と呼べるほどではなかったからだが、体が重くなっていく一方で筋力が下がるのだからこのような不具合が生じるのは当然だと思い、安静にするよりむしろ運動を伴うダイエットをすることで数週間から数ヶ月の比較的短期間で克服した経験がある。私は10代後半から20代後半にかけて定期的にランニングやエクササイズをしていたため体力には自信があり、体の小さな不具合をシグナルとして運動を再開ないしは増やすことで、整形外科的なトラブルを克服してきたという自負もあった。10年ぶりに発症した労作性頭痛もどうってことなかったし、10kg減量に成功した私は調子に乗っていた。しかしながら目標体重には絞り込んだが筋肉量も減っていることに気づいた私は、筋力アップのため自重トレーニングの最強メニュー、逆立ち腕立て伏せに挑もうとしていた。それだけではない。ダンベルやLa-VIE(ラヴィ) アームバー50kg ゴム製グリップ 筋トレなどの器具を使った何種類ものエクササイズ、順手逆手のそれぞれで行う懸垂など、これらを朝、夕、夜と毎日のように、暇さえあればやっていたのである。「45歳でもこれだけやれるんだ」とほくそ笑む私だったが、1つ気になる体調の不具合があった。なんとも激しい首凝りである。私はそれを放置したのだと思う。病魔の影はすぐそこまで忍び寄っていた。

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