Fucking My Life ! 四十にして惑う

四十のおっさんに降りかかる災難のあれこれ

頚椎症性神経根症~まずは現在の状況について

頚椎症性神経根症の発症からまる3ヶ月が経とうとしている。これまでの経緯詳細については順々に記していくつもりでいるが、この苦しみと戦う方、この拙ブログを読んでくださる方へ、現在の状況をまずは先にお伝えしておきたい。

「頚椎症性神経根症」と診断され、当初2週間は痛み止めの薬なしでは耐えられない時期を過ごした。また、せっかく鍛え抜いた腕が壊れたようにろくに動かず、動かないぶん日に日に痩せ衰えていく状態に恐怖や絶望感にも襲われた。いったい治るのか治らないのか、治るならどれくらいで治るのか、半年か1年、それ以上に及ぶ場合もあるという。要手術などの最悪のケースだってあるらしい。

私の場合は...3~4週間が経過する頃には薬なしでも痛みに耐えられることが多くなり、40日後に初めて(シビレは残り腕の筋力は1/4程度しか出ないものの)痛みを忘れている自分に気づくようになった。しかし、左腕から右腕に主なシビレが移動して驚く。特定の姿勢で生じる小さめの痛みと、意識すれば感じる程度のシビレが左腕に残ったまま、右腕に新たにかなりのシビレを感じるのだ。実際、右腕に力が入らない状態となった。もしや同じ痛みが今度は右腕に及ぶのかと戦慄した。

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が、右腕に痛みは感じなかった。ネット上にある多くの症例からは、片腕にのみ症状が発生することが見て取れるが、私のように(治癒の過程で)左右の逆転といった症例はあるのだろうか?この逆転の兆候と痛みの軽減は同時に生じている。そして発症から3ヶ月目の現在、右手にシビレは残っているが強いストレスを感じるほどではない。直近1ヶ月においては右腕が上がりにくい日などが時折あったが、全体的に快方に向かっているのが自分でもわかる。筋力については、リハビリにより発症前までの半分以上までには回復した。発症前の筋力に及ばない点については、これがわずかに残るシビレと関係しているのか、それともエクササイズの量が減っていたことによるのか、まだ判断ができないでいる。それでも、たとえば懸垂を20回以上、壁倒立を1分以上はできるようになっている。ほんの2週間前(痛みはもうほとんどないのにも関わらず)、懸垂は3~5回がやっとだったのだから超回復と言っていいだろう。

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頚椎症性神経根症は、基本的には保存療法によって自然治癒するとあるが、発症当初(急性期)のショックや苦痛、不安は相当なもので、自分は最悪のケースでないだろうかと気に病む。私自身、ネット上の頚椎症性神経根症患者の闘病日記などを探して回った。私の比較的軽微?な症例や回復事例も合わせ読んでいただき、幾らかでも希望を持っていただけたらと思う。