Fucking My Life ! 四十にして惑う

四十のおっさんに降りかかる災難のあれこれ

頸椎症神経根症、ぶり返していました...

3カ月で完治宣言をした頸椎症性神経根症、じつはぶり返していました。前兆としては首から肩にかけての激しい凝り(誰かを背負ってるかと思うようなず~んとした重さ)、首の動きに連動する肩甲骨下の違和感があり、それでありながらウオーミングアップなしで45kgのバーベルカールを勢いつけてやったことが原因です。本日の投稿は、ぶり返してからの回復にようやく目処が立ったからであります。落胆している最中はとてもブログどころじゃなく。

ぶり返すと言っても、ふりだしに戻るほどの激痛が長期間襲ったわけではありません。バーベルカールで急に力んだ瞬間、ムチ打ちのような電撃痛の後、首が回しにくくなり、腕に至る神経のシビレが再び現れたのです。まずは左腕に次いで右腕に、それぞれ約1ヶ月ほど。手指のシビレや腕や肩に本来の力が入らないというレベルなので日常生活が送れないわけではありません。うまく紙をめくれないとか掴んだものを落としやすいとかいうことはありますが。ただ自分は、とにかく筋トレがしたかったのでありまして…なので当該記事は、頸椎症神経根症と筋トレとの関係について興味がない方には申し訳ございません。あらかじめご了承ください。

 それにしても、このような病状に悩んでいるのに筋トレをするなんておかしい、安静にし完全に治ってから筋トレすればいいじゃないか!という意見、当然私自身の中にもあります。でもこの病気の根本原因である「頚椎のズレ→神経の圧迫」は、そもそも加齢によるもので筋トレのせいではないです。さらに治療方法は自然治癒。頸椎のズレという原因はなくなっていないのになぜか治るという。神経の通るホールが広くなるのか神経がタフになるのか知りませんが、身体がそれに合わせて慣れるという、老いたりとはいえ人体の神秘です。思ったのはここのところで、このせっかくの神秘のプロセスの最中に、ただ安静にしていてはもったいない!と。これからも筋トレしまくるメッセージを身体に送り続け、それに合わせて調整、回復されることを信じました。

とはいうものの、腕立伏せをすれば片手腕立て伏せのようになるし、懸垂をすれば体が斜めに傾き、ダンベルエクササイズも左右の重量をメニューによって3kg~5kgも違えて行う状態。こんな左右のバランスがおかしいエクササイズを2か月くらい(ただし隔日で)やりました。一昨日まで。それが今日ようやく、病気前の最大重量のダンベルで左右の腕を同時に(同重量で)オールアウトすることができました。(直近まで重量を下げていた右腕にほとんどハンデを感じず。力が入らなくてもできる範囲で頑張ったことがポイントなのかもしれない)

今後また、同じようなぶり返しがあるのかどうかわかりません。が、一つはっきり言えるのは全体としては確実に快方に向かっているということです。エクササイズは暇さえあればやるというのをやめて、適度に間隔を開けるようにしました。首と肩の異様な凝りを感じた時はすぐにマッサージをしています。それで会社に遅刻したことがありましたがやむを得ません。暑さのために怠けがちだったランニングですが、肩の上下動があることで首・肩まわりの骨や筋肉、神経、関節のバランスが自然に調整されるようないい感じがします(肩を上げてストンと落としたりする体操に類似)。あと、首の可動域が狭まるのも嫌なので意識的に頭を前後左右に大きく、しかし、ゆっくり曲げたり回したりしています。

安静にしていた方がより早く回復していたかもしれませんが、筋トレする度にぶり返すような身体、筋トレできない身体ではつまらない。今現在、左手中指にほんのわずかなシビレが残りますが、筋トレはガシガシやれています!気づいたらいつの間にか治ってた、そんな風になると思います。